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これを見ればあなたも外壁のプロ!外壁の種類とそれぞれのメリット・デメリットについて解説!

外壁の選び方

新築、リフォームしたいけど、どんな外壁の種類があるんだろう。

どの外壁を選べば良いかわからない。

上記のような悩みを解決します。

住宅において外壁は家の顔と言っても過言ではありません。外壁によって家の印象は大きく異なります。

今回は住んでから「失敗した!」とならないように外壁の種類とそれぞれの特徴やメンテナンス性などをを解説していきます。

目次

外壁の役割とは

外壁の主な役割とは住む人を雨風から守ることはもちろんもこと、暑さや寒さを和らげることです。
それだけでなく、外壁は住宅の顔であるため、景観やデザインという点でも大きな役割を担っています。

主な外壁の種類

一言に外壁と言っても種類は様々です。たくさんの種類がありますが、ここではよく使われる5種類の外壁の特徴、またメリット・デメリットについて解説していきます。

よく使われる外壁4種類!

現在、日本でよく使われている外壁材は下記の4種類です。

  • 窯業系サイディング
  • ガルバリウム鋼板
  • タイル
  • モルタル

景観やデザインも大切ですが、それだけで選んでしまうと住宅の寿命に影響を与えてしまうこともあります。メンテナンス性や費用等も考慮することが大切です。では、それぞれの特徴について解説していきます。

「住む前に知りたかった…」とならないように最低限の知識は備えた上で慎重に選びましょう!

それぞれの外壁のメリット・デメリット

外壁選びにはそれぞれの特徴を理解しておくことが重要です。意匠性だけでなくメンテナンス性や費用を考慮した上で、後悔することがないような選択をしましょう。

窯業系サイディング

サイディングにも様々な種類がありますが、その中でも最もポピュラーなのが窯業系サイディングです。

窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を混合した板材で、現在、日本の住宅の外壁の7〜8割がこの窯業系サイディングです。

メリットデメリット
デザインのバリエーションが豊富

比較的安価

耐震性・防火性が高い
防水性が低い

コーキングのメンテナンスが必要

窯業系サイディングのメリットは意匠性が高くバリエーションも豊富で価格も比較的安価という点です。外壁で家のイメージは大きく変わりますが、バリエーションが豊富なため、理想の外観のイメージに近づけることができます。また、費用に関しては、高価な商品もありますが、比較的安価で施工費用も安く、工期も短いという点が人気な理由です。

デメリットとしては、コーキングというサイディングの繋ぎ目を埋める材料が経年劣化し、定期的にメンテナンスが必要になるという点です。コーキングは防水の効果があり、劣化したまま放置してしまうと雨漏りなど原因となるため、注意が必要です。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛を合わせてできた鉄板です。近年人気が増えてきており、街中で見かけることも多いと思います。

メリットデメリット
軽量で耐久性が高い

耐震性が高い

価格が安価
バリエーションが少ない

傷がつきやすい

サビが発生することがある

ガルバリウム鋼板のメリットは軽量で耐久性が高く、耐震性も高いという点です。また、シンプルなデザインが多く、価格も安価という点が近年人気が増えている理由のひとつです。

デメリットとしては、シンプルなデザインが好きな人には良いのですが、バリエーションが少ないという点です。もうひとつは傷がつきやすく、サビが発生してしまうことがあるという点が挙げられます。

タイル

タイルとは、土や石などを原料にし、高温で焼き固めた板状の建材です。高級感があり、ワンポイントでいれるだけでもデザイン性の高い外壁に仕上げることができます。

メリットデメリット
高級感・重厚感が出る

耐久性が高い

メンテナンスが
初期費用が高い

工期がかかる

タイルの最大のメリットはなんと言っても圧倒的な高級感です。種類も多種多様で理想の外壁に仕上げることができます。また、耐久性も非常に高く、メンテナンスもほぼ不要なのが魅力です。

デメリットとしては、初期費用が高いという点です。使用するタイルによって金額は大きく変わりますが、他の外壁材と比較すると高価であり、工期も少し長くなります

モルタル

モルタル仕上げとは、その名の通りモルタルを塗装して仕上げる外壁材です。一言でモルタルと言っても塗り壁や吹き付けなど種類は様々です。模様をつくることができるため、自由度の高い外壁材です。

メリットデメリット
デザインの自由度が高い


色褪せしにくい
ヒビ割れが起こりやすい

職人によって仕上がりが左右される

モルタル仕上げのメリットはデザイン性の高さです。既成のものを貼るのではなく、自由にデザインを作ることができるのが魅力です。また、他の外壁材とも相性が良いため、何とでも組み合わせやすいのも特徴です。

デメリットとしては、ヒビ割れが起こりやすいという点です。経年劣化によりヒビ割れは必ず起こると考えておいた方が良いです。ヒビ割れは雨漏りの原因となるため、メンテナンスが必要です。また、デザインの自由度が高い反面、職人の技量によって大きく仕上がりに違いが出る点にも注意が必要です。

外壁選びのポイント

ここまで色々な外壁材の特徴、メリット・デメリットをお伝えしましたが、「結局どれが一番いいの?」という方もいると思います。外壁選びのポイントは人それぞれで正解はありません

なにを重視するかによって外壁の選び方は変わる

外壁を選ぶ際に重要なことは、あなたがなにを一番重視するかという点です。「安かろう悪かろう」という言葉があるように安ければ良いという訳ではありません。もちろん安価で良い商品もありますが、それなりのデメリットもあります。それらを全て考慮した上で自分自身が納得のいく選択をしましょう。

では、それぞれ重視するポイント別におすすめの外壁材を紹介していきます。

種類の多さ+安価なら窯業系サイディング

バリエーションが豊富で選択肢が多く、安価に抑えたいのであれば窯業系サイディングがおすすめです。タイル調やボーダー調など種類が多いため理想のデザインがきっとみつかるはずです。価格も比較的安価なため、実際に日本で一番採用されているのがこの窯業系サイディングです。他の家との違いを出したいという方にはあまりおすすめできませんが、初期費用を安価に抑えてある程度デザインを選びたい方にはちょうど良い商品です。

高級感+耐久性ならタイル

他の家とは一味違う高級感を出したいのであればタイルがおすすめです。種類が豊富で耐久性も非常に高く、メンテナンスもラクなのがポイントです。住宅街に総タイル貼りの家があれば人目を引くこと間違いなしです。初期費用はサイディングの1.5倍から2倍かかるため、初期費用を抑えたい方にはおすすめできませんが、他の住宅との差別化ができ、メンテナンスが楽で長持ちします。

高級感+デザインの自由性ならモルタル

高級感を出しつつもあまり主張しすぎたくないのであればモルタルがおすすめです。先述したようにデザインを作れるため、理想の外壁に仕上げることができます。しかし、職人の技量に左右されるため、業者選びは慎重に行う必要があります。

シンプル+安価ならガリバリウム鋼板

とにかくシンプルに安価で抑えたいという方にはガルバリウム鋼板がおすすめです。また断熱性も非常に高いため、寒冷地の方にもおすすめです。デザインが限られているため、景観にこだわりのある方にはおすすめできません。

個人的には組み合わせがおすすめ

外壁材は一つに絞らないといけないということはありません。ワンポイントで違う外壁材を使うことで一気に独自性や高級感を出すことができます。

個人的なおすすめは「窯業系サイディング+タイル」です。人目にはあまり入らないところはサイディングで安価に抑え、玄関周りなどにタイルを使うことによって一気に高級感が出ます。価格も比較的安価に抑えることができます。

もう一つのおすすめは「モルタル+タイル」です。「窯業系サイディング+タイル」よりは少し価格は上がりますが、落ち着いた雰囲気の中に高級感を演出することができます。

まとめ

外壁材の特徴を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
外壁を決める上で最も重要なのはなにを重視するかです。立地や周辺環境によっても重視するポイントは変わってきます。デザインや予算、メンテナンス性などの兼ね合いを考慮しながら理想の外壁選びをしましょう。

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