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これを見ればあなたもカーテンのプロ!窓周りの装飾品の種類について解説します

窓装飾品の選び方

カーテンやロールスクリーン、ブラインドなど装飾したり目隠しの目的で窓周りに取り付けるものを“ウィンドートリートメント”や“窓装飾品”と呼びます。

今回は窓装飾品の種類や機能、メリット・デメリットなどを紹介していきます!

家作りの最後の“彩り”を加えていきましょう。ここで何を選ぶかで、どんな空間になるかが大きく変わります!最後まで気を抜かないで行きましょうね。

それでは、早速紹介に入っていきます。

目次

カーテン

カーテン
ソース

カーテンとは一番スタンダードな窓装飾品で、ヒダを取ってレールに吊ったものを指します。両サイドに引き分けたり片側に寄せるなどして使います。

厚地の生地をドレープ、薄地の生地をレースと呼びます。基本的にはドレープとレースをセットで取り付けることが多いですが、型ガラスに取り付ける場合や目的によってはどちらかのみを取り付ける場合もあります。

仕様<ヒダ山の数>

自由度が多いカーテンですが、一般的なヒダの数についてご紹介します!

3つ山2倍ヒダ

カーテンの一番上部のヒダの数が3つあり、製作する窓の幅に対して2倍の長さの生地を使って作ります。

例えば、1mの幅の窓の場合2mの生地幅となります。

これはオーダーカーテンならではの仕様で、たっぷりの生地を使うためボリュームがしっかりあり、高級感が増します

2つ山1.5倍ヒダ

カーテンの一番上部のヒダ数が2つで、製作する窓の幅に対して1.5倍の長さの生地を使って作ります。

量販店などに置いてある既製品は基本的にこの仕様になっていますが、オーダーカーテンでももちろん作成可能です。

単純に3つ山2倍ヒダより使う生地が少なくなるので、コストを抑えられますが、少し物足りなさもあるかもしれません。

フラット

ヒダを取らずに作る仕様で、閉めた時にカーテン生地の柄がしっかりと見えるのが特徴です。

柄が気に入っていてそれを見せたい場合や、昨今ではフロントレースというスタイルが流行り、柄物のレースだけをフラットにする仕様などもあります。

もちろんコストを抑えられますが、柄を見せたいという理由以外は少し寂しく感じられるため、特別な理由がない場合は2つ山1.5倍ヒダ以上にすることをおすすめします。

メリット・デメリット

メリット

洗える:ウォッシャブルの洗える生地が多くあるため、1年に一度程度洗うことで清潔さを保てる。

選べる生地が豊富:窓装飾品としては一番メジャーなカーテン。そのため、各メーカーがたくさんの生地を販売しております。

デメリット

シェードやブラインドと比べて、スタイリッシュさに欠ける。

シェード

ソース
ソース

シェードとは、カーテン生地を使って上下に昇降させるタイプの窓装飾品で、上に上げる時は畳みながら上げていきます。

カーテンと違ってヒダがないので窓周りをスッキリ見せることができますが、昇降させるのはメカのため価格は高くなるケースが多いです。

腰窓や小窓など比較的小さな窓に取り付けることが多く、洗える生地を使えば取り外して洗えます。

仕様<ツイン・シングル>

・ツインシェード:ドレープ+レース

・シングルシェード:ドレープだけ or レースだけ

まず、カーテンと同様に、ガラスの種類や目的によってツインかシングルかを決めましょう。

掃き出し窓にはカーテンを、小窓にはシェードを使うことで、部屋全体に統一感を持たせることができますね。

生地によってはシェードに対応していないものもあるので注意しましょう!

メリット・デメリット

メリット

洗える:ウォッシャブルの洗える生地が多くあるため、1年に一度程度洗うことで清潔さを保てる。

窓周りをスッキリと見せられる。

カーテンと同じ生地を使える。(シェード不可品以外)

デメリット

メカを使うため、使い方や経年劣化によって動きが悪くなるケースがある。

ロールスクリーン

ロールスクリーン
ソース

ロールスクリーン専用の少しパリッとした素材の生地で上で巻き取り昇降させるタイプの窓装飾品です。

主に小窓や間仕切りとして使われることが多いです。

安価なものもあり、生地の種類も無地のものから柄物、遮光生地などもあります。

仕様<操作方法>

ロールスクリーンの昇降方法には主に2種類あります。

“チェーン式”という両サイドのチェーンをクルクル回して昇降させるタイプと、“プルコード式”という生地を少し下に引くと上に自動で巻き上がるタイプがあります。

通常の小窓などにはチェーン式、間仕切りなどチェーンが邪魔になる箇所にはプルコード式が採用されるケースが多いです。

どちらが正解ということはありませんので、場所や生活スタイルによってベストな選択をすると良いでしょう。

メリット・デメリット

メリット

安価なものが多い。

カラー(単色)のバリエーションが多い。

デメリット

ドレープ・レースの2層にするには、向いていない。

ウォッシャブル生地はありますが、洗濯はできない。

シェードとロールスクリーンの違いがわからない人が多いので、整理しましょう!

シェードはカーテン生地を使って畳みながら昇降するのに対して、ロールスクリーンは専用生地を上で巻き取りながら上げていくのが特徴です。

シェードはドレープ+レースの2枚で作成可能です。ロールスクリーンにもツインタイプがありますが、メカがゴツくなるので2重にしたい場合はシェード、1枚で良くコストを抑えたい場合はロールスクリーンがおすすめです。

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)

バーチカルブラインド
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“縦型ブラインド”という呼び方もしますが、名前の通り、縦型にルーバーが着いた窓装飾品です。

ルーバーを回転させることで、目隠しをしたり風の通り道を作ったりとカーテンやシェードなどとはまた違った楽しみ方があります。

昨今、スタイリッシュな住宅が増えており、窓装飾品としても大変人気の商品です。

仕様<開閉方法>

ルーバーをクルクル回すことで開けたり、視界をシャットダウンしたりして使います。

開閉方法は真ん中で引き分けたり、全て左に寄せたり、全て右に寄せたり選べます。

ルーバーを寄せる(開ける)時は、ルーバーを縦にして視界を良くした状態でどちらかに寄せます。

ライフスタイルや生活動線によって、自分が過ごしやすい開閉向きにしましょう。

メリット・デメリット

メリット

スタイリッシュな意匠性。

デメリット

メカなのでカーテンと比べて壊れる可能性がある。

遮光性は少し劣る。

ウッドブラインド(木製ブラインド)

ウッドブラインド
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ウッドブラインドは木製(ウッド)でスラット(羽)が横に付いている窓装飾品です。

海外では昔からよく使われていますが、昨今のインテリアトレンドでウッドブラインドが合うテイストが増えてきており、日本でもよく使われるようになりました。

少し価格が高いので、意匠にこだわりたいリビングや小さな窓に取り付けることがおすすめです。

仕様<コード・テープ>

ウッドブラインドには“ラダーコード式”と“ラダーテープ式”があります。

これは、スラットとスラットを繋ぐ部分である紐の素材の違いです。

・ラダーコード・・・木材を強調させ、すっきりとした印象になる。

・ラダーテープ・・・テープの素材や色を様々選べるため、意匠の部分でオリジナル性を楽しめる。

意匠や好きなテイストで好みが分かれる箇所になります。

メリット・デメリット

メリット

ほこり・ダニがを寄せ付けにくい。(お掃除は必要です)

他の家具の色味と合わせるとお部屋のおしゃれさがUP。

デメリット

木製の羽のため、サイズが大きくなると少し重いです。

遮光性などは少し劣る。

プリーツスクリーン

プリーツスクリーン
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和室用で使われることが多い、ハニカム構造になっている窓装飾品です。

和紙調の素材を使っており、和室・和モダンな雰囲気にぴったりの商品です。

仕様<ダブル・シングル>

プリーツスクリーンにもダブルとシングルがあり、上下で生地を分けて使います。

ダブルの場合、上が厚地、下が薄地なども決めれるメーカーが多く、お好みに合わせて選定できます。

少し操作が複雑になるものもあるため、購入する前に操作方法を確認すると良いでしょう。

メリット・デメリット

メリット

光を取り入れながら、プライバシーを守る。

たたみシロが小さい。

デメリット

洗えない。

操作が少し複雑。

選び方のコツ

まずは「意匠優先」か「機能優先」かを考えましょう。

意匠優先の場合、好みのテイストが決まっていると思うので、生地を選定し、最終はコストとも相談しながら決めましょう。

機能優先の場合、操作性やメンテナンスのしやすさが優先事項になると思うので、どこに何を付けるか決めてから、好みのテイストの色・柄を選びましょう。

窓装飾品は種類が多く、また自由が効くが故に迷ってしまうアイテムなので、軸を決めることが大切です。

しかし、どのアイテムを付けるか決まらない人は、インテリアコーディネーターの方に相談してみるのもいいですね。

購入後の生活イメージを湧かせ、後悔しないためにも、ある程度メリット・デメリットも知った上で選定に臨みましょう!

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